Greeting社長挨拶

環境（自然、人、食文化）の変化に対応し、
お客様から選ばれる砂糖メーカーを目指します。

北部製糖株式会社
代表取締役社長
宮城　安彦

弊社は1959年（昭和34年）「沖縄北部地区の糖業振興と企業の育成」という創業理念のもと、沖縄県北部・今帰仁村に工場を建設し原料糖メーカーとしてスタートいたしました。以後環境の変化に対応し原料糖製造から精製糖製造へ、さらに加工糖製造へと「変身」を遂げながら、食生活に欠かせない基礎食品であります砂糖の製造販売を行い、沖縄のさとうきびのおいしさを全国へお届けし多くのお客様からご愛顧いただいております。

近年、国内においては人口減少や少子高齢化、新しい価値観に基づいたライフスタイルの変化がもたらす消費者の砂糖ばなれ、加糖調製品の輸入増加や沖縄県におけるさとうきび生産量の減少、労働力不足や製糖業界再編の加速化など砂糖業界を取り巻く環境は厳しさを増しております。また、食品偽装や食品テロなど食に関する不祥事もたびたび伝えられ、食の安全・安心に対する信頼を大きく揺るがしています。

このような状況のもと、弊社は2007年（平成19年）12月、国内の製糖工場として初めて加工糖製造に関して食品安全マネージメントシステムの国際規格「ISO22000:2005」を認証取得、さらに2019年（令和元年）10月には「ISO22000」に替えて、「FSSC22000」を認証取得し更なる品質管理の向上に努めております。また生産面においては、2019年（令和元年）7月加工糖増産のための新たな設備を増設し、お客様のご要望にお応えできる生産体制の強化を図っております。

今後も「安全」で「安心」な食品を「安定供給」することを心がけ、地元沖縄産原料にこだわった加工糖メーカーとして、また沖縄県内唯一の精製糖メーカーとして、地域経済の発展と豊かな暮らしの実現に貢献できるよう努力してまいります。

これからもお客様のニーズの多様化に対応し、お客様から選ばれ愛される製品を、沖縄県内および全国各地のお客様へお届けしてまいりますので、引き続き格別のご支援ご愛顧をお願い申し上げます。